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vol.115
「世界の引っ越し」
"Move"

ボスニア・ヘルツェゴビナでは、家族全員で暖房完備された家に引っ越す父親を取材。シンガポールからは、引っ越し運送会社の男性経営者が登場。独特の荷造り方法とは? 中国からは、蟻族(大卒で無職、ルームシェア暮らし)と呼ばれる若い女性を紹介。立ち退きを迫られる主人公の新居探しに密着します。

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「世界のタクシー」"Taxi"

知花くららからひと言コメント

知花くららからひと言コメント

グローバル・ビジョン、今日のテーマは、「引っ越し」です。

私の故郷は沖縄なので、大学進学のために上京する際、お引っ越しをしました。
東京での学生生活がこれから始まるわけですから、見るものすべてが新しいわけです。

沖縄は電車が走っていないので、東京の駅の名前を覚えたり、近所のスーパーの場所を覚えたり。
初めて親元を離れたときでしたから、
自分の部屋に、「お財布から鍵を出して開けて入る」、その瞬間すらも新しいですしね。
家具選びもとても楽しかった記憶が、今でも鮮明に残っています。

さて、世界の人々はどんな想いを胸に、
「引っ越し」するのでしょうか。見てみましょう。

vol.115 「世界の引っ越し」 "Move"

シンガポール

 

ボスニアヘルツェゴビナ

 

中国(湖北省武漢市)

ジェイソン・アンさん(35)

ルエイド・メフメドビッチさん(32)

ワン・シューウェンさん(22)

ジェイソンは、引っ越し運送会社の経営者。妻も同じ会社で働いている。「他社より作業が丁寧、且つスピーディー」とお客からの評判が良い。

ムスリム系民族であるルエイドは現在、幼い娘を持つ一家の大黒柱。過去、民族紛争の戦火を逃れるため、20回以上の引っ越しを経験している。

シューウェンは、友達3人と同居する通称「蟻族」。地域再開発のためアパートから2週間以内に立ち退きを命じられ、新居を探すことになった。

 

 

ジェイソンは、毎朝必ず仏前で健康と安全を祈る。今日は引っ越し業務が計4件、通常より1名少ない5人で作業にあたる。

1歳の娘を抱くルエイド。2年間暮らしたこの家は、暖房がなく冬はとても寒い。職場も遠いので近くへの引っ越しを決意。

新居を探して1週間。理想は、安くて今より広い家だ。4人で同居できる手頃な物件が見つからず、落ち込むシューウェン。

ジェイソンは、毎朝必ず仏前で健康と安全を祈る。今日は引っ越し業務が計4件、通常より1名少ない5人で作業にあたる。

仲間と新居に荷物を搬入するルエイド。前の家より広く、暖房も設備されているため、娘も喜ぶだろうと嬉しそうに話す。

一旦アパートに戻り、インターネットで物件を探すシューウェンたち。ルームシェアも視野に入れ、新居探しに奮闘する。

分刻みで働くジェイソンたち。本日最後の現場にてハプニング発生!運んでいた棚が倒れ、ガラスが割れた!? 果たして…

これまで住んでいた家に戻り、掃除するルエイドたち。娘が生まれた家なので、思い入れはある。明日、家主に引き渡す。

やっと新居に移り住むことができたシューウェンたち。以前の部屋にはなかった台所で作る手料理に、全員顔がほころぶ。