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vol.34
「世界の酒(Part2)」
"Alcoholic Drink"

世界中、そこでしか造れない酒、文化や歴史を物語る酒場、そして人々の様々な想い...。酒という視点から、ロシア、ペルー、韓国の人々の一日の人間模様を見つめ、生活・文化と酒の切っても切れない関係を考察します。

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「世界のタクシー」"Taxi"

知花くららからひと言コメント

知花くららからひと言コメント

以前にもお送りしたこのテーマなんですが、以前は中国の白酒、そしてブラジルのカシャーサ、もう一つがフランスのワインでした。
このブラジルのカシャーサというお酒、サトウキビから造られたものなんですが、私、担当のディレクターさんからいただきました。そして家で試して飲んでみました。
そしたらグラスにコポコポって注ぎますよね、そうするとトロトロって液体が出てきて、キャラメルの色なんです。そのカシャーサはキャラメルのフレーバーがついていたんですが、ほんとうに香りも甘くて、アイスクリームにかけると美味しいだろうなあ、という甘さのお酒でした。
今日は世界のどんなお酒が出てくるんでしょうか、見てみましょう。

vol.34 「世界の酒(Part2)」 "Alcoholic Drink"

ペルー/イカ

 

ロシア/ハバロフスク

 

韓国/ソウル

ホルフェ・カラスコ(57歳)

プオフ・イゴリー(44歳)

キム・エジャ(74歳)

首都リマから南へ400キロ、砂漠のオアシス・イカ
150年以上の歴史を持つ老舗ピスコメーカーの4代目オーナー

ロシア極東の中核都市・ハバロフスク
129年の歴史を持つ老舗のウォッカ工場で機械主任として働いている

ソウル・仁寺洞の路地裏にある大衆酒場
ここ下町のマッコリ酒場「ワサドゥン」を切り盛りする名物女将

 

 

南半球のペルーでは2?3月に大勢の臨時従業員を雇いブドウを一斉に収穫する。
今年のピスコとワインはいいのもができそうだ。

イゴリーはウォッカの品質管理にも携わっている。
この工場の人たちは、みんなウォッカを尊敬し、毎日飲んでいる。

エジャは毎日、深夜まで働き、朝はゆっくり起きる。
自分の店を開いて以来、25年この生活を続けている。

アルコール度数は約42度の「ピスコ」、ぶどうの甘い香りとまろやかな口当たりが特徴の蒸留酒。
昔ながらの方法で果汁を搾り出す。

ここでは32種類作られている「ウォッカ」、アルコール度数は40?42度、それぞれ違った風味がある。
研究室では、ウォッカのテイスティングが始まる。

米を麹で発酵させた濁り酒「マッコリ」、アルコール度数は6?8度。
洗面器のような器に、マッコリを豪快に注ぐ。

蒸留の前、自然の恵みに感謝し、上質なピスコができることを願う。
「私たちのアイデンティティともいうべきもの」

金曜日、イゴリーはいつも仲間と飲みに行く。他愛ない会話と伝統のロシア料理、そしてウォッカ。
「好きな飲み物とだけ言えばすべてが伝わる」

酔っ払った客の相手も女将の仕事。壁の落書きが25年の客との思い出を刻む。
「飲みたいお客さんにお酒を出すだけの仕事だよ」